うちの子の写真でTシャツを作りたい。そう思って検索してみると、出てくるのは部屋着にしか見えないデザインばかり——というのが、このサイトを作ったきっかけでした。
ここでは、外でも着られるうちの子Tシャツを自作する手順を、写真選びからプリント発注まで通しでまとめます。デザインの知識は必要ありません。
1. 写真を選ぶ
仕上がりの8割は写真で決まります。うまくいきやすい写真には、いくつか共通点があります。
- 背景がごちゃごちゃしていない:単色の壁、雪、空、芝生など。背景が整理されているだけでデザインっぽく見えます
- 明るい場所で撮られている:暗い写真をあとから明るくすると、ざらつきが出てプリントで目立ちます
- 顔の輪郭がはっきりしている:逆光や、毛と背景が同化している写真は避けたほうが無難です
- 解像度が大きい:スマホで撮ったままのサイズが理想。SNSに一度上げた写真は圧縮されているので、元データを使ってください
正面からのアップだけでなく、横顔や後ろ姿も意外と決まります。全身が入っていなくても大丈夫です。
背景を消したい場合
Canvaには背景を自動で消す機能があります(有料機能)。とはいえ、背景ごと活かしたデザインのほうが自然に仕上がることも多いので、まずはそのまま試してみてください。
2. テンプレートを選ぶ
ゼロからデザインを組むと、どうしても「作りました感」が出ます。レイアウトが決まっているテンプレートに写真を差し替えるのが、いちばん早くていちばん失敗しません。
当サイトでは、大人が普段着として着られることを前提にしたCanvaテンプレートを無料で配布しています。カラーバリエーション違いも含めて選べるので、手持ちの服に合わせて選んでみてください。
3. Canvaで写真を差し替える
手順はシンプルです。
- テンプレートのリンクを開く
- 「テンプレートを使用」を押して、自分のCanvaアカウントにコピーを作る(無料)
- 写真の枠に、うちの子の写真をドラッグして入れる
- 文字を名前や好きなメッセージに変える
- 「共有」→「ダウンロード」からPNGで保存
ポイントは、ダウンロード時に必ずPNGを選ぶこと。JPGでも入稿できますが、PNGのほうが輪郭がくっきり出ます。サイズは可能な範囲で大きめにしておくと安心です。
文字を変えるときのコツ
名前をそのまま入れるより、少しひねった短い英文のほうが街で浮きません。テンプレートの英文をそのまま使うのもおすすめです。
4. Tシャツ本体を選ぶ
ここを妥協すると、どれだけデザインが良くても「イベントTシャツ」っぽくなります。
当サイトでおすすめしているのは、グランロボ Jメイド丸胴Tシャツ 11500です。日本製・和歌山ニットで、脇に縫い目がない丸胴仕様。生地がしっかりしていて、洗ってもよれにくいのが選んだ理由です。
安いボディでも作れますが、生地が薄いと下着が透けたり、洗濯で首元がだるんとしたりします。1枚あたり数百円の差で印象が変わるので、ここはお金をかける価値があります。
5. プリントを発注する
作ったデータをプリント業者に入稿します。当サイトではプラスワンを紹介しています。
- PNG/JPGでそのまま入稿できる(イラレのデータは不要)
- 仕上がりイメージを事前に確認できる
- 1枚から注文できる
- 最短1日発送
はじめての場合は、仕上がりイメージの確認があるかどうかを必ずチェックしてください。プリント位置や大きさは、画面で見るのと実物でかなり印象が変わります。事前確認があれば、そこで直せます。
プリント方法について
写真を使うデザインなら、インクジェットかDTFプリントになります。フルカラーの写真をシルクプリントで再現するのは難しいので、業者に「写真のデザインです」と伝えれば適した方法を提案してもらえます。
まとめ
改めて、5つの工程です。
- 明るくて背景が整理された写真を選ぶ
- テンプレートを選ぶ
- Canvaで写真と文字を差し替えて、PNGで書き出す
- 生地のしっかりしたTシャツ本体を選ぶ
- プリント業者に入稿する
いちばん時間がかかるのは、実は写真選びです。逆に言えば、良い写真さえ決まれば残りは1時間もかかりません。
テンプレートは無料で使えるので、まずは手持ちの写真を入れてみるところから試してみてください。